配役紹介!!

妖怪たち

俳優:柏木佑介
本作の主人公で、優治のペット。犬の妖怪。震災の時、優治を助けようと首輪を引きちぎり、走り出した瞬間に瓦礫に潰されて死亡。この村に起きた震災のその後を知らない。記憶も断片的にしか覚えてなく、首輪に書かれていた「Yan…」という文字から「ヤンスケ」と呼ばれるようになる。唯一記憶に残っているのが、優治の顔と「ヤッホーー!!!!」という声だけである。優治の帰宅を信じ、お祭りを行うが何も変わらない。「ヤッホーー」も聞こえなくなる。優治の身を心配し、村を出て街へと迎えに行く。


主人公:ヤンスケ(犬)
 


アイビー(犬)
俳優:野口真緒
メス犬。妖怪。ヤンスケと同じ犬種。家の中で飼われていたが、一家が家を離れる時に置いていかれる。同じ条件なのに、家族なのに、捨てられて、いつの間にか死んでいた。人間を恨んではいない。そういうもんだと納得している。基本明るいが、喜怒哀楽が激しい。


ンチューサ(雄牛)
俳優:田中晃平
オス牛。妖怪。人間に処理された。家畜として飼われていたが、人間に置いていかれ、何とか小屋から脱出して、仲間たちが殺処分されて行くのを目の当たりにしていた。人間を信用していない。人間が帰って来なくていいと思っている。ヤンスケの願望を真っ向から否定する。


サルビア(雌牛)
俳優:早野実紗
メス牛。皮肉屋に見えるが仲間愛。大きな農場ではなく、個人でやっている小規模な家で飼われていた。飼い主に小さい娘が居て可愛がられていたが、避難命令が出た瞬間に、置いていかれた。ブルースターと小屋から出て村を見て歩く。食べ物がない中、みんなに乳を与え、最後には自分を食べさせた。ヤンスケに人間と動物の違いを伝える。


ブルースター(馬)
俳優:横田勝矢
馬。妖怪。信じている。サルビアと同じ小屋で暮らして居た。小屋を壊してサルビアを救う。言葉があまり得意ではない。臆病者。誰よりも速く走れて、飛べて、力がある。ヤンスケの子分。大量に線量のある草を食べ、被爆死した。


シダ(猫)
俳優:紅林里美
猫。妖怪。天真爛漫。野良猫だったが、いつも餌をくれる人間がいた。居なくなる日、自分を探してくれていたが、隠れて見送った。そして、人間に殺処分された。人間を恨んではいない。だってしょうがないんだから。それより今を楽しもうと思っている。


グロニア(鳥)
俳優:杉田麻由香
鳥(インコ)。妖怪。艶麗である。童貞の男に飼われていて、下ネタばかり覚えさせられた。あの日、置いていかれた。全部理解して受け入れていた。人間がいなくなって数日後、シダに食べられた。誰も恨んではいない。


リンドウ(豚)
俳優:彩未理加
豚。妖怪。毒舌のネガティブ。人間がいなくなってから、小屋の中で共食いが始まる。生き残る為になんでもやった。必死に小屋を壊して、外に出る。豚の集団の中で、とにかく生きる為の立ち位置を見つけた。村に残っていた食べ物を全て食べ尽くす。死ぬ事が嫌なのではなくて、お腹が空くのが嫌だった。最後、人間に捕まる様にみんなを誘導して、殺処分される。


アオイ(動物・猿)
俳優:足立英昭
猿。ペットショップ(テンジク)で飼われていた。地震の時、店には誰もいなくそのまま放置された。その後、共食いをして生き延びて震災後の状況を見て来た。いつか主人が帰ってくると店で待ち続けていたが、殺処分する人間たちがやって来て店を飛び出し、妖怪たちの場所にたどり着く。
人間に対する愛情もなく、仲間に対して罪悪感を抱え、憎悪の中生き続けていた。ヤンスケに人間の本性をぶつけ続ける。ヤンスケとは対局の存在。

人間たち

俳優:松本祐一
本作のもう1人の主人公で、ヤンスケの飼い主。年齢24歳。高校2年の三学期に被災し仙台の高校に転校する。実家が浪江であった為、いじめ差別に合う。以来神経質な性格になる。周りを信用することのできない、かなりのトラブルメーカーで、他人の話をろくに聞こうとせず、独断で行動することも多い。実際にそれが仇となって様々な混乱を招く。地元の先輩である草太のいる大学に進学し教員課程を専攻する。そのまま仙台の高校の歴史の教師になり、木蔦と出会う。愛する者への気持ちは本物で、置いて来たペットや自分との結婚で親に責められている木蔦に負い目を感じていた。愛する者と向かい合う為、木蔦と共に一路福島を目指す。そして旅をする中で、彼自身も逞しく成長していく。 

婚約者


浜花優治(ハマハナマサジ)

























地元の先輩











 ペット・元飼い主









西洋木蔦(ニシヒロキヅタ)
俳優:逢瀬アキラ
優治の婚約者。年齢29歳。東京出身。田舎への憧れで仙台の高校の美術教師になる。震災で失われた東北の風景を絵で描いていた。ずっと入れなかった福島の風景を知る為に優治と話すようになり、故郷をトラウマと語りながらも、目をキラキラさせて楽しかった思い出を話す優治に惹かれる。妊娠が発覚し、プロポーズされる。今までは見たい風景だった場所が、子供が出来た瞬間から入れない場所に変わった。さらに両親に福島出身の優治との結婚を反対される。知る為にも、優治に同行して浪江を目指す。

 

 


風露草太(フウロソウタ)
俳優:樋口夢祈
優治の先輩。福島県相馬出身。年齢26歳。実家が建設業を営んでおり、そこに就職。元々は教員志望であったが、震災を経て地元の復興の為に目指す道を変える。優治が仙台に来てから面倒をみていた。仕事柄、立ち入り禁止区域に入る事ができ、現在の状況に詳しい。ポジティブとよく周りに言われるがそれは、周りをネガティブから解放する為である。優治に同行して、浪江まで案内する。


井原足吉(イハラアシキチ)
俳優:小野哲平
ペットショップ「テンジク」の主人。保健所に動物を引き取りに行っている時に、震災する。店に戻りたかったが、強制的に避難させられ、入れない場所となる。ニュースで知らされる前の原発の情報を保健所で聞く。残して来た動物たちへの罪悪感と受け入れられない現実に、村に戻る事が出来ない。現在、浪江の海沿いで生きている動物たちに餌をやり保護している。強制退去に従わず大山と敵対している。


大山大海(オオヤマタイカイ)
俳優:濱仲太
除染事業監督。妖怪から見たら悪役。人間から見たら復興を目指し先頭で動いている良い人。妖怪からはヘムロックと呼ばれている。線量と戦い、世間からの差別の目に晒され、動物たちを殺処分し、やる気のない従業員に悩み・・・。「何の為にこんな事をしているのか?」の質問に即答出来る。「誰かがやらなくちゃならないから」。正義感とか愛とかそういうのではない。だから、行動に迷いがない。


根本シャクジ
俳優:赤眞秀輝
唯一、ヤンスケと優治に情報を与える人。視力が極度に悪い。南相馬に住む老人。「鹿島の一本桜」を最後まで守って来た。木と話したり、急に寝たりと、みんなに「髭の妖怪」と言われている。ヤンスケたちを感じる事が出来る。また、優治に現在の村の情報を教える。


根本マキノ
俳優:櫻田雫
シャクジの孫。家族の中で唯一実家に戻って来た。理由はシンプルで、「これから」より「いままで」を選んだだけ。目が悪い祖父の世話をしている。いろんな噂より、今ここで生きている現実を信じる。優治たちを村まで連れて行く。

ヴァース

この物語には、”人物”は勿論、”動物”、”乗物”、様々な『モノ』が出てくる!!この世界を形成する天地間にある有形無形の一切のもの。それを我々は、<ヴァース>と呼びます。物語の序奏であり舞台の大地的な重要なモノたちの総称を表わす名称である。

俳優:土井覚

俳優:百瀬友水

俳優:北野くるみ

俳優:小林桃子

俳優櫻井裕代

俳優:佐々木昌美

俳優:髙野夏美

俳優:長谷川万里子

俳優:福井清香

俳優:山中泉